こむら返り


こんばんは、
神戸市北区神戸北町の小国整骨院
院長の小国です。
ブログをご覧いただき
ありがとうがざいます。

 

先日、メンテナンス治療で通院されている70代の男性から

「山登りしていたら腿がつってくるねんけどどう対処したらいい?」

と質問を受けました

 


そこで今回は「つる」(筋痙攣)についてです。
ちなみにふくらはぎの筋肉がつることを
「こむら返り」と言います。


「つる」とはどんな状態かと言いますと、
筋肉が異常な収縮をして硬くなり痛みも伴った状態です。
「つる」原因は、

筋肉の伸び具合を知らせるセンサーが不調になり脳から筋肉に対して

「縮みなさい」という指令が必要以上に出てしまうからです。

 

センサーが不調になる理由は、
○筋肉の疲労
○ミネラル、水分不足
○冷え、血行不良
○内臓の疾患


これは夏に起こりやすいので注意が必要です。

 

  • 発汗によりミネラル、水分不足
  • 冷房により冷えて血行不良

また頻繁に起こる方は、糖尿病、動脈硬化、腎臓、肝臓疾患による場合も

ありますので医療機関を受診してください。


つってしまったとき

○深呼吸

まず、慌てずに全身の力を抜いて呼吸を整える


○つった筋肉をストレッチする。
  ふくらはぎなどは、タオルを利用してつま先に引っかけて伸ばしてください。

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ふくらはぎ以外でも、つった筋肉を伸ばすようにしてください。

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(太ももの前の筋肉)

ゆっくりと30秒から1分くらい、

強さは、伸ばされて痛みが和らぐくらいで結構です。

 

 


日々のケア
○お風呂に浸かってよく温める。

シャワーで済ませずに夏もお湯に浸かって疲労を取るようにしましょう。

冷えを改善したり、自律神経を整えたり非常に有効です

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○こまめな水分補給(スポーツドリンクなど)

ご相談をされた患者さんは、ご自身で水分摂取がたりてなかったと自己分析されていましたが、熱中症の予防にもなり非常に重要です。

 

また、寝ている間にも汗をかいたりしているものです、朝方につりやすい方は寝る前に補給しておきましょう。

 

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○バランスのとれた食事

ミネラルを補給しましょう。

特に不足しがちな、

マグネシウム

大豆食品、魚介類、海藻、木ノ実

 

カリウム

緑黄色野菜、果物、豆類、海藻

 

カルシウム

大豆、小松菜、シシャモ、殻を食べる海老

乳製品

 

を摂取するように心がけましょう。

 

○寝る前に軽いストレッチ。

ふくらはぎや太ももの前面と裏面など、ストレッチしてあげましょう。

 


これは、熱中症予防にも効果的です。

 


○しっかりと睡眠をとる

朝方つりやすい方は、寝ている間に足を冷やさないように注意しましょう。

 

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漢方薬

芍薬甘草湯(しゃくやくかんぞうとう)は、筋肉がけいれんして、急に強い痛みが出た方、運動中や就寝中に足がつる方、たまに運動するとこむらがえりや腰痛を起こす方などにおすすめです。

 

イリス エスリーク

当院でお勧めしているボディケアジェルです。

お身体とお肌のケアにお使いください。

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○朝の伸びに注意

寝ていてつるのは、ふくらはぎなどの筋肉に力を入れたときにおこります。

なので、朝方、布団の中で伸びをするときは、

つま先を下げて伸ばすのではなく、つま先は上に曲げカカトを押し出すように伸びてください。


こむら返りなどの相談は患者さんから
よく聞きますのでしっかりとケアして頂けたら
予防出来ますので実践してください。


それでも残る筋肉の疲労は、

私と一緒に治療に取り組んでみませんか。
まずは、ご相談からで結構です。
小国整骨院まで
ご連絡、お待ちしております。
☎︎078-581-5255

 

監修:柔道整復師
小国良成