熱中症、何を飲めばよい?

こんにちは、神戸市北区神戸北町の小国整骨院
院長の小国です。

 

ブログをご覧いただき誠にありがとうございます。

 

 

連日、暑い日が続きます。

新型コロナウイルス熱中症と対策と考えるだけで頭がクラクラします。

外の暑さだけでも大変なのに、それにましてマスク着用で仕事や運動をするのは下手すると命懸けです。

外出時はソーシャルディスタンスを考慮しながら出来るだけマスクを外しましょう

そして無理せずに水分補給をして活動していただければと思います。

 

今回は熱中症対策の基本、水分補給について書いてみました。

 

 

水分補給としてどういったものを選ぶ?

熱中症対策として、まずスポーツドリンクを選ぶ方が多いのではありませんか?

最近では経口補水液とかありますがどちらを選べばいいのでしょうか?

 

これを読んで熱中症対策に役立ててください。

 

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スポーツドリンク(アイソトニック飲料)

ナトリウム濃度が標準の血液濃度に近い飲料水が熱中症対策では有効になってきます。

ポカリスウェットはナトリウム濃度が他の飲料水に比べ一番高く、標準濃度に近いので熱中症予防には最適です。

飲むタイミングは発汗が少ない運動前や運動後が良い

しかし、糖分が多いので飲み過ぎには注意しましょう。

また、薄めて飲むと成分が薄くなるのでそのままがお勧めです。

 

 ※ナトリウムは水分だけでなく塩分をとりましょうの塩分に含まれているもので

ナトリウムの働きは、簡単に説明すると体にある細胞の水分量を調整をします。

なので血圧の調整にも関連しています。

 

ナトリウムが不足すると体(細胞)に水分が貯められず、脱水症状、嘔吐、極度の疲労、血圧低下などが起こります。

過剰になると、血圧が上がる、むくんだりします。

 

 

 

経口補水液(ハイポトニック飲料)

飲む点滴と言われ、熱中症対策として準備しておくことを推奨されています。

なかでもOS-1はスポーツドリンクに比べてナトリウム量が2〜3倍近く多いのです。

なので水分補給としてガブガブ飲むには適していません、少しずつ飲むようにしましょう。

 

予防として飲むのではなく対処時、めまいや頭痛、軽い痙攣など熱中症の症状や脱水症状が出たときに最適です

 運動時には、運動中に大量に発汗いているときにお勧めです。

また、経口補水液を凍らせると成分が分離するので適度に冷やすか常温で飲みましょう。

 

 

飲み続けると高血圧の方などは悪くなる場合がありますのでご注意ください

 

 

 

その他熱中症対策に有効なもの

 

 

牛乳

牛乳にはアルブミンというタンパク質が血管内に水分を引き込んで血液を増やす効果があります。

 

血液量が増えると皮膚に近い抹消の血液量も増え、汗をかきやすくなり皮膚表面から熱を放散しやすくなります。

つまり、体温を調節しやすくなります

 

タイミングとしては運動後が効果的です

 

30分程のウォーキングの後にコップ1杯飲むことを続けると血液量も増加し熱中症予防になり暑さに強い身体を作ることができます。

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梅干し

食塩、クエン酸ナトリウム、塩化カリウムを全部含んでいます。

昼食で摂取するには最適です。

取り過ぎには注意しましょう。

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ミネラル入りむぎ茶

大量の汗をかくと、体内の水分やミネラルが不足して 身体の調整機能が破綻して熱中症を招きます。            ミネラルは体内で作ることができないため有効です。

 

コーヒーや緑茶はカフェインが含まれており利尿作用があるので熱中症の対策としては不向きです。

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 ※ミネラルとは?

4大栄養素(タンパク質、炭水化物、脂質、ビタミン)以外のの必須元素

無機質、灰分ともいわれる。13元素(亜鉛カリウム、カルシウム、クロム、セレン、鉄、銅、ナトリウム、マグネシウムマンガンモリブデンヨウ素、リン)

必要量は微量でもとても大切なせつな働きをらきをしています。

 

 

イカ

イカは水分90%以上で糖分やカリウム、カルシウム、マグネシウムなどミネラルも含まれているので微量な食塩を加えるとスポーツドリンクと同じ効果が期待できます。

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味噌汁

汗として失われた塩分の補給には、体液と塩分濃度が  近い味噌汁が最適だとわかりました。

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まとめ

こまめにスポーツドリンクや麦茶を摂取して食事で梅干しやスイカ、味噌汁で熱中症の予防をしてください。

そして、熱中症の症状が出たときは経口補水液を摂取しましょう。

水分補給は飲むだけではありません。しっかりと食べることでも水分を補給します。

また、冷たいものを取り過ぎると胃腸を崩しやすく消化不良になると体に水分や栄養を蓄えることができませんので注意しましょう。

 

柔道整復師 小国良成 監修