こんばんは、
神戸市北区神戸北町の小国整骨院
院長の小国です。
ブログをご覧いただき
ありがとうがざいます。
先日、開催した講座で参加者さんからの疑問について書いています。
参考にしていただけたら幸いです。
軟骨がすり減ったって?
下の図の青い部分が軟骨です。
軟骨は骨と骨とが当たる部分のあり、
非常にツルツルで摩擦が起きにくくなっています。しかし、長年使っていると表面の軟骨ははがれてきます。それが軟骨がすり減ったという状態です。レントゲンで見ると関節の間に軟骨があり撮影すると映らないので関節の間は隙間があるのですが軟骨がすり減ると、その隙間がなくなって映ります。
水が溜まるって?
関節の中には、元々少量の関節液という潤滑油があり関節の中を代謝しています。
しかし、何らかの影響で関節内で炎症が起こると代謝のバランスが崩れて
潤滑油が増加してします。
それが「水がたまった」状態です。
多少はほっておいても吸収されていきますが、
水の量が多いと関節が腫れて曲げ伸ばしが制限されます。
その場合には、抜いたほうが早く楽になります。
また、水を抜いても癖にはなりませんが炎症があるとまた溜まってきます。
炎症があるときは必要以上に動かない方が良いでしょう。
曲げられない、伸ばせない (正座ができない)
曲げられない伸ばせない理由は、
① 関節の中の組織の問題
関節の中で軟骨がすり減り骨の変形によるもの
半月板や靭帯などを痛めて引っかかったり、挟み込みによるもの
② 筋肉の硬さによる制限
太ももの前の筋肉の柔軟性低下によりまげられないもの
③ 筋肉同士の癒着によるもの
上記の理由により痛みを伴い制限される。
筋力をつけるって?
病院で診てもらったら、
「筋力をつけろと言われた」
「何か運動して鍛えないとだめですか?」
筋力を強くすることも大切ですが、
大体の方は今現在、普通に日常生活をおくるぐらいの筋力は備わっています。
痛みをこらえて運動することや方法によっては悪化した例をよく見ました。
まずは痛みなく動かせることが先決です。
トレーニングをすることで体の柔軟性が失われて
動きにくくなる場合もありますのでご注意ください。
まとめ
年齢を重ねてくると、
多かれ少なかれひざの軟骨はすり減って
変形してきます。
変形したものは、元には戻りませんが
痛みには、波があり改善したり再発したり
しています。
もちろん、個人差はありますが
変形=痛みではありません!
変形があっても痛みは治まります。
使い方を注意すれば痛みが治まるケースは
よくあります。
ひざ痛でお悩みでしたら
私と一緒に治療に取り組んでみませんか。
一緒に辛さを乗り越えて喜び合いませんか。
まずは、ご相談からで結構です。
小国整骨院まで
ご連絡、お待ちしております。
☎︎078-581-5255
監修:柔道整復師
小国良成