原因別、頭痛の対処法


こんにちは、
神戸市北区神戸北町の小国整骨院
院長の小国です。
ブログをご覧いただき
ありがとうございます。

一口に頭痛といっても様々で長年お悩みの方も多いです。

しかし、原因に合った対処の仕方をしないと中々改善しません。

当院にも「薬に頼りたくないんだけど…」と来院された方が薬を手放せたと喜ばれています。

 

 

そこで今回は、

原因別に頭痛の対処法をご紹介します。

これを読んでいただくことで、あなたも頭痛薬が手放せるかも…


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目次

  1. 肩凝りによる頭痛の対処法
  2. 気圧による頭痛の対処法

 

⒈肩凝りによる頭痛の対処法

肩凝りが原因で起こる頭痛を緊張型頭痛と言います。

緊張型頭痛とは

頭の周りや首の後ろから肩、背中にかけての筋肉が緊張するために起こる頭痛です。

痛みは、後頭部や頭の両側で、締め付けられるような痛みを感じ、圧迫感や体がふわふわするようなめまい感を伴うこともあります。

日本人の頭痛のタイプでは最も多く、女性の方が多いです。

 

対処法

緊張型頭痛の原因は、心身のストレスにより筋肉が緊張状態で血流を悪くしています。

なので、基本的な対処法は緊張を緩めることになります。

筋肉が緊張状態というのは、収縮してない状態が続いているということなので、同じ姿勢を続けることをやめ最低でも15分以上は同じ姿勢を続けない!座りぱなし、立ちっぱなしなどを避け姿勢を変えてあげましょう。

また、精神的なストレスにより緊張状態が続いていることがあります。

根本的な解決は、ストレス因子になっていることを解消しなくてはならないですが、誰かに相談するや好きなことをするなど、出来ることから気分を転換していきましょう。

そこでお勧めの具体的な対処法は、

お風呂で浸かる

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副交感神経を優位に働かせ、肉体的にも精神的にもリラックスしやすいです。

但し、42度以上の熱いお湯に浸かると交感神経が優位になりリラックス出来ません!

手首の運動

この運動をすることで首から肩が緩みやすくなります。

①招き猫のような姿勢で脇を締めます。

母指、人差し指、中指を意識して握り手首を曲げます。このとき、しっかりと力を入れ10秒間キープします。

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②肘を曲げ掌を正面にして母指を下に向けます。薬指と小指を意識して握り、手首を曲げていきます。このとき捻れないように真っ直ぐに手首を曲げます。しっかりと力を入れて10秒間キープします。

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⒉気圧による頭痛の対処法

梅雨時期や秋の台風シーズンをはじめ季節の変わり目は、気温や気圧の変化が大きく安定していないので、血管の膨張と収縮が繰り返されるために頭痛を起こしやすい時期です。

このタイプの頭痛を偏頭痛と言います。

偏頭痛とは、

主にこめかみから目の辺りが脈打つようにズキンズキンと痛み、月に2〜4回の頻度で発作的に起こるのが特徴です。

痛みだすと、数時間〜3日続き、寝込んでしまい仕事や日常生活に支障をきたします。

また、吐き気や嘔吐を伴うことも多く、光や音に敏感になり、痛み以外の症状も現れます。

痛みの原因は、頭の中の血管が拡張し、その周囲に炎症が広がることが痛みの原因です。

 

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対処法

蛍光灯などの明るい光や騒音、匂いなどに敏感に反応してしまうので、出来る限りそういった刺激を避けましょう。

 

また、熱いシャワーを浴びたり体を冷やすといった温度差にはご注意ください。

寝過ぎたり朝食を抜いたりすると血糖値が低下して血管の拡張が進むので生活リズムを一定に保つように心がけましょう。

頭痛があるところを冷やしタオルで押さえると痛みがやわらぎます。

食べものでは、マグネシウムビタミンB2を含むひじき、アーモンド、豚肉、牛乳などが良いでしょう。逆に赤ワインやオリーブオイル、チーズ、みかんなどの摂取は控えましょう。

偏頭痛が起こったときは、照明を落とした静かな部屋で横になりましょう。

 

まとめ

筋肉が緊張して血流が悪くなっておこる緊張型の頭痛と血流が良くなり過ぎて過敏に反応する偏頭痛は、原因も違えば、対処法も全く違いますのでしっかりと見極めた対処法を行いましょう。

緊張型か偏頭痛かな見分け方は、頭痛が起きているときに身体を動かしたり温めたりして痛みが軽減するのは、緊張型頭痛、痛みが酷くなるのが偏頭痛です。

但し両方とも、初めの痛み出しは、首の後ろから起こる事が共通しています。なので間違えないように注意しましょう。

 


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監修:柔道整復師
小国良成