こんばんは、
神戸市北区神戸北町の小国整骨院
院長の小国です。
ブログをご覧いただき
誠にありがとうございます。
やっと暖かくなり草も元気に伸びてきますよね。
そうなると草引きをしなくてはなりません！
すると、腰やひざを痛める方が結構いらっしゃいます。
先日、来院された70代女性の患者さんも４～５年前から両ひざが曲がらなくなりしゃがみにくいとのこと。
痛みは時々ある程度ですが、しゃがむときや、そこから立ち上がるときに力が入りにくいそうで、床から立ったり座ったりするのが大変で「これでは草引きが出来ないんです。」とお困りでした。
病院では、変形性ひざ関節症と診断を受けて通われてたそうですが待ち時間が長くて通うのやめたそうです。
ひざが曲がらない理由
ひざが曲がりにくい理由はいろいろとありますが…
①太ももの前の筋肉（大腿四頭筋）が固くなり曲がりにくくなる。
②筋肉同士の滑走性が悪くなる。
③お皿の周りの組織が固くなりお皿の動きが悪くなる。
④関節が変形して動きにくくなる。
⑤ひざや太ももの後ろの筋肉がうまく働いてない。
その他…
以上のような理由からひざが曲がりにくくなります。
但し、しゃがみ込む動作は、足首の関節や股関節と連動しているのでうまく使えばひざにかかる負担は減ります。
この方は、床に腰を下ろすことが大変とおっしゃっていたのですが、その動作を見ているとひざが９０度くらいは曲がりますがそこからお尻を下ろすのが大変で、コロンと倒れるようにしていました。
その理由は、しゃがむときの足幅が狭くお尻を下ろしにくい状態でした。
床に腰を下ろす方法
①足を少し広めに開きつま先とひざも開きます。
②お尻を下ろして来たら手をまえにつきます。
③ひざをついて四つん這いになります。
④横向きになってお尻を床に降ろします。
⑤あとはクルっと回ります。
まとめ
ひざが曲がりにくいと腰を下ろしにくいですよね。あまり高い位置からコロンとなると股関節の骨折なんてこともありますのでご注意ください。
立ち上がるときはこの反対です。
この方をはじめ、ひざが曲がらないとお悩みの方が多数通院来院されています。
調子が悪くなった経過が長いと時間がかかりますのでお早目の来院をお勧めします。
監修:柔道整復師
小国良成
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