こんばんは、
神戸市北区神戸北町の小国整骨院
院長の小国です。
ブログをご覧いただき
誠にありがとうございます。
先日、テレビの某探偵さんの番組でアラフォーの女性が出産してから、くしゃみをしたときやジャンプしたときなどに尿が漏れてしまうということやっていました。
男性も年齢を重ねてくるて起こりますが女性で悩まされている方が結構多いようです。
また、他人に相談出来ないで1人で悩んでいる方も多いようです。
そこで今回は、尿もれについて書きました。
参考になりましたら幸いです。
尿もれの種類と原因。
●切迫性尿失禁
急に強い尿意がきて、トイレまで我慢出来ないものをいいます。原因の多くは脳や脊椎の障害で、脳の司令が膀胱にうまく伝わらないために起こります。他は、尿道の炎症、尿管や腎臓の結石や腫瘍などが原因で起こるものもあります。
尿が出にくい排尿困難のために、膀胱に尿が溜まって溢れでたものをいいます。
膀胱の収縮障害などがあります。
●機能性尿失禁
運動機能の低下により、トイレまで歩く、下着を降ろすなどの動作が出来ないための尿もれ、また痴呆症などで判断力が低下し、尿意が分からない、トイレの場所がわからないために起こる尿もれのことをいいます。
●腹圧性尿失禁
尿道を締める骨盤底筋の筋力低下により咳やくしゃみなどで、急にお腹に力が入ると尿が漏れてしまいます。
出産することによって骨盤底筋を痛めたり
女性ホルモンの分泌に影響を与えるので産後に影響を受けやすい。
また、更年期になると筋力低下や女性ホルモンの減少による尿道周囲のコラーゲン減少によって尿もれしやすくなりこの年齢の方が多いようです。
尿もれ予防
●尿もれを気にし過ぎ水分補給を控え過ぎると
便秘や膀胱炎にかかりやすくなります。
過不足のないようにしましょう。
(目安は、2L〜2.5L 飲み物で摂取量0.8L〜1.3L)
●肥満や便秘を避ける。
肥満や便秘は骨盤底筋に負担をかけ腹圧性尿失禁の原因になります。
●早めにトイレに行き過ぎない
尿もれを恐れるあまり、早め早めにトイレに行っていると膀胱の容量が小さくなりかえって頻尿が悪化します。ある程度の尿意を我慢して、膀胱の伸縮性を高めるように訓練しましょう。
●骨盤底筋の筋力トレーニング
仰向けになり、ひざを曲げ足は肩幅に広げリラックスします。
①片手を下腹部に置き、10秒程度、肛門や膣をじわじわと上に上げるように締めていきます。
②締めた後は、緩めます。50秒リラックスします。
③これを、10回(10分かけて)繰り返します。
＊動きはゆっくり行います。
＊お腹に力を入れずに肛門や膣を締めることを意識します。
＊毎日続けましょう。
まとめ
骨盤底筋を鍛えることで腹圧性尿失禁は改善が十分期待できます。
腹圧性尿失禁以外については、別の疾患が隠れていることがありますので泌尿器科の受診をお勧めします。
骨盤底筋を鍛えることで尿もれ以外にも腰痛の予防にも繋がります。是非、継続して鍛えましょう。
監修:柔道整復師
小国良成
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