変形性ひざ関節症

こんばんは、神戸市北区神戸北町の小国整骨院 

院長の小国です。

 


ブログをご覧いただき誠にありがとうございます。

 

 

整骨院を開業して以外だったことはひざの痛みで来院される患者さんが以外と少ないなと思ったことでした。

 

以前、整形外科に勤務していたときは、変形性ひざ関節症でひざの治療に来られる方が腰痛に負けないくらい来られていました。

 

おそらく、当院の周りにもひざにお悩みの方がたくさんいるのでは?

 

ということで今回は、変形性ひざ関節症について書いてみました。

 

 

変形性ひざ関節症

 

ひざ関節を構成する、軟骨や骨などの組織の退行変性や増殖がおこり、関節の変形をきたす疾患を変形性ひざ関節症といいます。

 

初めは、痛みや違和感を感じ、水が溜まります。

その後、軟骨がちびてきてレントゲンを撮ると関節の隙間が狭くなり膝や脚の形が変わってきます。

 

 

主症状

 

痛み、運動制限、変形、筋萎縮、跛行

 

 

痛み

 

動き始め、階段昇降時、立ち座り時

 

痛む場所は、関節の裂隙(関節の間)、特に内側に多いです。

 

関節水腫(水が溜まる)、炎症症状などもよくおこります。

 

また、ひざ関節のみならず、股関節、足関節、足部、腰部にも痛みを訴える場合もよくあります。

f:id:friends24052:20181008131623j:image

整形外科理学療法の理論と技術より

 

 

 

運動制限

ひざが曲がったままで伸び切らない方が多いです。

逆に曲げるのに制限がある場合もあります。

 

 

 

変形

内反変形(O脚)が多く、外販変形、膝蓋大腿関節の変形(お皿の軟骨がちびてくる)

 

 

 

萎縮

いわゆるO脚(内反膝)では内側広筋の萎縮がよくみられます。

 

 

 

関節水腫

関節は滑膜というもので覆われています。

この滑膜の中は滑液という液体が元々入ってます、この滑液が水の正体です。

滑液の仕事は、軟骨に栄養を与え老廃物を排出することや関節の軟骨同士の滑りをよくする潤滑油の役割を果たします。

滑液は関節の動きに伴って滑膜に吸収されたり排出されたりと代謝されます。

 

しかし、関節を
捻ったり、ぶつけたり等、強い外力が働いたり
何か、ばい菌に感染したり使い過ぎにより軟骨がすり減りそのカスを異物と認識したりすると関節に炎症がおこります。

 

炎症がおこると代謝のバランスが崩れて滑液の吸収より排出が優位になりどんどんと水(滑液)が溜まって関節が腫れてくるわけです。

これを関節水腫と言います。

 

少量であればそのままでも問題なく炎症がおさまれば吸収されていきます。

 

腫れが酷い場合は痛みを伴っていることも多く

関節の内圧が高くなると動きも制限されるので

病院で水を抜くことをお勧めます。

 

水を抜くとクセになると言われますがクセになるわけではないですが炎症が治まらないとまた溜まります。

そういう時は使い過ぎには注意し運動量を減らして下さい。

(階段を使わず、エレベーターやエスカレーターを使い、負担を減らして下さい。)

関節を触ると熱感がある場合は冷やすことも有効です。(氷で15分程冷やす)

 

 

 

姿勢

ひざの変形により身体全体の姿勢に変化をもたらします。

 

ⓐ脊柱後弯、骨盤後傾ーひざ関節内反・屈曲・内旋変形

年齢と共に多くみられる変形で、

背中が丸くなり、骨盤は後ろに倒れ、ひざは曲がってO脚になり、つま先は内を向きます。

 

背中が丸くなると骨盤も後ろに倒れて重心が後方になり姿勢保持のために前にいく力が必要になります。

体幹の支持機構が背中が丸くなっていることにより機能せず、股関節も骨盤が後ろに倒れていることにより機能せず、ひざ関節の伸展に過剰な負担がかかってきます。。

 

特に立ち上がり動作の後半で、ひざ関節に大きな力がかかって痛みを引き起こす要因になっています。

 

 

 

ⓑ胸椎後弯、腰椎前彎、骨盤前傾ーひざ関節内反、伸展・外旋変形。

胸は前に曲がり腰は後ろに反ってひざは前に向いていますがつま先は外へ開いている。

 

年齢により胸椎が前に曲がり体幹の支持機構の低下と重心の後方化が生じます。

それを腰椎が後ろに反り、骨盤が前に倒れて代償します。

骨盤前傾により股関節内旋へと連動してひざ関節外旋へとつながったと考えられます。

 

f:id:friends24052:20181008152524j:image

 

 

歩行の特徴

 

変形性ひざ関節症の歩行では、いわゆるO脚の方はひざ関節が外へ動揺するラテラル スラストがおこります。

 

 

f:id:friends24052:20181008154135j:image

 

 

 

筋力

変形性ひざ関節症のリハビリでは、大腿四頭筋をはじめ、ひざ関節周囲の筋トレが推奨されています。

筋肉は年齢問わず鍛えれば強くなります。

 

しかし、すり減った軟骨(硝子軟骨)は再生しません。

関節を動かすたびに摩擦はおこるので磨耗していき、ひざのためのリハビリが軟骨の磨耗を促進してる場合もあります。

筋力強化が痛みを増大させることもあるので注意しましょう。

 

 

当院では、まず動きやすい状態になってから、患者さんに合わせたトレーニングをお勧めしています。

 

 

 

治療

当院では、問診により

症状や普段のライフスタイルをお聴きし、

ひざのみならず、お身体を診せていただいて

動きやすくなるように、バランスを整えるように施術していきます。

 

そして、生活における注意点、セルフケアなどご提案させていただきます。

 

 

 

 

 

セルフケア

ひざブラブラ体操

ひざの下に両手を入れてひざを持ち上げて

ひざをブラブラさせます。

 

 

力を入れずに30回繰り返して下さい!

高い椅子ならば、そのままブラブラして下さい

 

体重をかけずにひざを動かすことで滑膜を伸縮し滑液の代謝を促します。

水が溜まっている方もやって頂いても大丈夫です。

f:id:friends24052:20181008162825j:image

 

ひざの痛みでお困りの方、ご相談ください。

 

 

                                               監修:柔道整復師 

                                                     小国良成 

 


小国整骨院は、

「自費治療専門の院」で「完全予約制」の為

1日に対応できる患者様の数が限られています

できるだけ早めにご予約ください。

当日予約の場合、ご希望の時間にお取りすることが難しいと思われますがお電話にてお問い合わせください。

☎︎ 078-581-5255

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

 

 

 

【初回】

    初診料 2000円+施術料5000円 =7000円

 


【二回目以降】

      一律 5000円

 


【受付時間】

 月~金  9時~19時

 土・祝  9時~13時

 日曜日   休診

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

駐車場あり

 


【アクセス】

神鉄 箕谷

神戸市バス64系統(神戸北町行) 

日の峰2丁目下車→

徒歩7分  西へ直進 (郵便局を超えて行く)

 


神鉄 谷上→

阪急バス158系統神戸駅

日の峰2丁目下車→

徒歩5分 西へ (マクドナルド、ダイキを超えて           

                         行く)

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

 

 

 

651-1233

神戸市北区日の峰2-16-2VILLA神戸北町103

☎︎ 078-581-5255

エキテン 

https://www.ekiten.jp/shop_64307093/

ブログ更新中

http://092seikotuin.hatenablog.com

"小国整骨院"のLINE@はじめました!

お得な情報をお届けしますので、下記のリンクから友だち追加してみてください。

https://line.me/R/ti/p/%40rlu5043x

 


#神戸市

#神戸市北区

#神戸北町

#整骨院

#整体

#腰痛

#ひざ痛

#肩凝り

#肩痛

#ソーマダイン

#仙腸関節

#投球肩