こんばんは、神戸市北区神戸北町の小国整骨院
院長の小国です。
ブログをご覧いただき誠にありがとうございます。
前回は、肩の痛みの原因は肩関節だけの問題ではなく他の関節の影響を受けることをお伝えしました。
肩甲ー上腕リズムで肩と肩甲骨は連動して動いてます。
そして肩甲骨は胸郭の動きが悪くなると動きにくくなるのでそれを改善するセルフケアをご紹介しました。
今回は、手を挙げる動作について書いてみました。
ボールを投げるにあたり手を挙げなくてはなりません。
見ているとボールを持った手が挙がりきらずに肘が下がって投げている姿をよく見かけます。
では何故、挙がってないかというと、いわゆる肩関節の可動性が悪くなっているようです。
外転といって横から挙げたり、外旋といって外側に捻じりにくくなっているようです。
試しに手を体側に置き横から手の甲を上にして挙げてみましょう。
肩より上に挙げづらいですよね。
では、今度は、肩の高さ辺りで外に捻じって掌を上にしてください。
挙がりやすくなりましたよね。
ポイント①
肩の関節の構造上捻じらず挙げると肩峰（肩の関節の屋根のような部分）と上腕骨が衝突しやすくなり、筋肉や滑膜が挟み込まれることがあります。（インピンジメント）
それを回避するために外側に捻じると動きやすくなります。
ポイント②
手を挙げたり動かすときに支点となるのは、肩関節ではなく、鎖骨の付け根になります。
すると、肩甲上腕リズムが使いやすくなります。
挙げるときに手ー肘ー肩(肩甲骨)の順で動いていきます。
しかし、外旋に制限があると挙げられなくなります。
外旋の可動性を上げるセルフケア
外旋のストレッチをご紹介します。
バスタオルを巻いて背骨の下に敷きます。
その上に仰向けに寝転びます。
肘を肩の高さまで曲げます。
手を頭方へ倒していく。
呼吸をしながら20〜30秒伸ばします。
まとめ
前回と今回で手が挙がりやすくなると思います。
次回は、肩の周辺の筋肉のトレーニングを書いてみます。
当院は、野球を楽しみたい方を応援しています。もう一度、投げたい方はご相談ください。
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